Z80の開発環境を準備した話
前回EMUZ80を作成したので、Z80のプログラムが組みたくなってきました。
ちなみに前回はこちら↓
kikyujin.hatenablog.com
他にもいろいろ放置してあるのに更にZ80かい!と我ながら思うのですが、まあプロじゃないんだから興味のおもむくままに寄り道してもいいですよね?^^
Z80の開発環境って
言うたらやっぱりCP/M80なんでしょうけど、開発環境をエミュレーター上に持つのもちょっと不便。 ネットで情報を集めながら、以下のものを揃えてみました。
ZASM www.vector.co.jp
インテルHEXが吐けるアセンブラ。 リンカ無しでもCOMを作成する機能があったりして超便利。
これ、現役プログラマだった時に使ったことある気がする・・・しかし、これはMS-DOS上で動くEXEなので、「MS-DOS Player」というツールで一度加工してやる必要があります。
以上、こちらのサイトを参考にさせてもらいました↓ www.tiny-yarou.com
Cは・・・とりあえずいらんな・・・
あと実行環境
CP/M80のエミュレーターでも良いんですが、せっかくなのでMSXにしようかな、と。
- blueMSX bluemsx.msxblue.com
割りと有名なエミュレーターです。
インストールするだけであっさり動く
素の状態だとBASICが起動するのですが、MSX-DOSシステムが入ったディスクイメージをセットしておけばDOSで起動します。
これまた懐かしい・・・
しかしMSX-DOSって素の状態では配布されてなかったんだよね🤔
さてプログラミング
とりあえず適当なエディタでhello.asmを作ります。
; ; hello.asm ; BDOS EQU 0005h ORG 0100h LD C, 09H ; 文字列出力 LD DE, STR CALL BDOS RET STR DB "hello world!$" END
こいつをアセンブルしてHELLO.COMを作成
zasm64 -CHELLO -Z hello.asm
1
んでHELLO.COMをblueMSXで動かします。
blueMSXの「Windowsのフォルダがディスクに見える機能」を使ってBドライブをセットしておいてやれば簡単。
はいはい"hello world"
まあMSXのプログラムを作りたいわけではないので、とりあえずこれくらいで^^;
さて次は
EMUZ80で"hello world"します!
その前にPICの取り扱いを勉強せねば^^;